新試験では、2科目(必須科目220-601と選択科目220-602、220-603、220-604)合格でA+に認定されます。
CompTIA A+試験の科目 | 科目名 | 合格条件 | CompTIA A+ Essentials(220-601)(必須) | 100〜900のスコア形式 675スコア以上 | CompTIA A+ IT Technician(220-602)(選択) | 100〜900のスコア形式 700スコア以上 | CompTIA A+ Remote Support Technician(220-603)(選択) | 100〜900のスコア形式 700スコア以上 | CompTIA A+ Depot Technician(220-604)(選択) | 100〜900のスコア形式 700スコア以上 |
ここでは、「Essentials」と「IT Technician」の練習問題を合わせて出題します。
ここで出題する問題は、下のコンテンツで紹介しているテキストをベースに問題を作成しています。 ↓詳しくは、こちらをご覧ください。↓ ★☆★☆★ A+教材 ★☆★☆★
CompTIAのサイト上にある試験範囲(PDF)を確認すると、両試験ともに若干、試験範囲に違いがありますが、多くの部分で共通します。 CompTIAのサイト上でも「IT Technician」を受験する前に、「Essentials」に値する知識とスキルを持った上での受験することを奨めています。
両試験がどんな感じの試験なのかを簡単に説明すると次の通りです。
●Essentials試験・・・PCを構成するハードウェアやOSについての一般的な知識を問う試験 ●IT Technician試験・・・「Essentials」のさらに踏み込んだ内容の知識を問う試験
出題内容は以下のとおりです。
【出題内容】 第1章:パーソナルコンピュータコンポーネント 第2章:ラップトップ(ノートパソコン)とポータブルデバイス 第3章:オペレーティングシステム 第4章:プリンタとスキャナ 第5章:ネットワーク 第6章:セキュリティ 第7章:安全性と環境問題 第8章:コミュニケーションと職業意識
各章の出題比率は、両試験で微妙に異なります。「IT Technician」では、顧客との接点を持つエンジニアの業務(サービスエンジニア、サポートエンジニアなど)に必要とされる実務能力を評価するだけあって、「第8章コミュニケーションと職業意識」の出題比率が高くなっています。
問われる内容のレベルが違いますが、試験範囲の多くの部分で共通することから、「Essentials」と「IT Technician」を別々に学習するより、合わせて学習した方が、より理解を深めることができ、学習効率が高くなると思われます。
また、新試験では、Windows XPやその他新しいOSに関する知識や利用についての網羅し、スキャナ技術やワイヤレスネットワーキング技術も試験問題に導入されましたが、Windows95/98等の利用頻度の低いOSや旧式プリンタ技術などの出題範囲の縮小していることから、職場でよく使う、最近のハードウェアやOSから優先的に覚えてゆくと良いと思います。 |